首都圏から成田空港を繋ぐ、成田エクスプレス
首都圏から成田空港を繋ぐ特急列車として知られているのが、成田エクスプレスです。
千葉県を走る特急列車の中でも特に知名度が高く、東京駅を経由し、千葉の各メインシティに停車しますので、途中下車目的で乗るという方も少なくありません。
成田エクスプレスの魅力の1つは、なんと言っても車内のエクステリアデザインにあります。
赤白黒をベースカラーに、市松紋様をあしらえた和を感じる空間で、非常に洗練された雰囲気の中、快適に過ごせるようにデザインをされているのが特徴です。
また、快適に過ごせるよう、各種細かな配慮も充実しています。
可動式枕を備えた座席に、スペースを広めにとった回転式のリクライニングシート、コンセント設置、4カ国語対応の大型液晶案内装置など、非常に快適に過ごせる工夫が詰め込まれているのです。
ゆったりのんびり過ごせる事はもちろん、出入り口や荷物置き場付近に設置された監視カメラ、ダイヤルロック式の錠付荷物置き場など、有りとあらゆる工夫が施されています。
観光に利用される事が多い、房総特急列車
千葉を走る特急列車の中でも、房総特急列車と区分されている列車は、主に3つの列車があります。
現在運行をしているのは、東京と銚子間を運行するしおさい、東京と君津間を運行するさざなみ、東京と安房鴨川を繋ぐわかしお、の三種類です。
いずれの列車も、観光スポットへの向かう際に使われる事が多く、それぞれ魅力を放つ列車として、多くのお客さまに愛されています。
特に利用される率が高いのは、リゾート地、安房鴨川へと向かうわかしおです。
温泉街として知られるリゾート地であると共に、近隣には春限定のひな祭りイベントが開催される勝浦駅などもありますので、シーズンによっては予約が難しくなるほどの賑わいを見せます。
非常に快適な乗心地に、本数も頻繁にある利便性の高さから、地元住民の多く利用しているタイプの特急列車です。
新型気動車キハE130形
2012年に導入されてから現在に至るまで、多くの人々を乗せて運行しているのが、新型気動車、キハE130形です。
キハE130形では、出入り口は両開きタイプ、空調は全自動制御の冷暖房を完備しており、快適に過ごせる作りになっています。
更に特徴的なのは、窓ガラスの大きさです。
千葉の美しい景色を思う存分楽しめるように、大きめの窓ガラスを採用する事で、よりレジャー感覚で乗れる列車となっています。
新型エンジン採用で環境への配慮も行われている、地球にも優しい列車と言えるでしょう。